
書けば叶う
羽賀 ヒカル
SBクリエイティブ / 2019-09-20
この本について
最近、「自由になりたい」と思いながら、何から解放されたいのか自分でもよく分からないまま日々が進んでいく……そんな感覚を抱えている人、多い気がします。仕事のストレスなのか、家族との距離感なのか、それとも自分自身のこだわりなのか。ぼんやり苦しいのに、言語化できないまま積み重なっていくあの感じです。 『書けば叶う』は、願いを叶えるとかスピリチュアル的な話だけではなく、「自由にも段階がある」とか「富や名誉は本来、人を助けるための力でもある」みたいな、価値観の土台そのものをそっと整えてくれる本でした。読んでいて特に刺さったのは、何かを得る前に“全体を見る視点”を持つ大切さが語られているところです。自分の損得だけでなく、関わる人や環境まで含めた視野でものを見られるようになると、不思議と焦りが静まっていく瞬間があります。 さらに、「儲け過ぎない・取り過ぎない・喜び過ぎない・我慢し過ぎない」というバランスの考え方も、日常で実際に使える感覚でした。頑張り過ぎて疲れたときや、逆に欲ばりすぎて空回りしているときに、自分の立ち位置を戻す指標みたいになります。生き方の“器”をどう育てていくかを、きれいごとじゃなく、現実の生活レベルで示してくれているのがありがたいところです。 自分の内側の迷いをもう少し丁寧に見たい人や、「自由になりたいのに、何から自由になりたいのか分からない」という人には特に刺さると思います。焦りや執着でいっぱいの状態から、ほんの少しだけ呼吸がしやすくなるような本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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