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鈴木大拙全集 新日本文学電子大系 (芙蓉文庫)

鈴木大拙全集 新日本文学電子大系 (芙蓉文庫)

鈴木大拙 and 新日本文学電子大系編集部

累計読者数5
平均ハイライト数 8.6件/人
star総合評価 34/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%

この本について

仕事でも日常でも、「なんでこんなに窮屈なんだろう」と感じるときってありますよね。頑張っているはずなのに、どこか自分の動きが固くなって、視野も呼吸も狭まっていくような感覚。自由ってもっと軽いものだと思っていたのに、実際は義務や比較に引っ張られてしまう。そんなときに鈴木大拙の文章を読むと、自分が握りしめていた前提がふっと緩む瞬間があります。 抜粋に強く出ているのは、「自由」や「創造力」を“結果”ではなく“いまの自分のあり方”として捉える視点でした。圧迫から逃げることで得る自由ではなく、「おのずからそのものがそのものである」という自由。仕事でも、報酬や評価の条件を一旦脇に置いて、目の前の動作の妙に気づけたとき、景色が変わるという話も、なんとなく実感としてわかる気がします。また、禅の詩をめぐる話では、論理を超えた感覚の世界が静かに広がっていて、言葉で整理しようとするクセが少し和らぎました。 この本は「こう生きろ」と指示してくるタイプではなく、迷っている自分の背中をそっと押してくれるような存在です。読むと、白黒や損得で世界を区切ろうとしていた自分に気づき、もう少しだけ柔らかく物事を受け取れる余白が生まれます。理屈で割り切れない部分も含めて付き合っていく感じが、むしろ心地よかったです。 思考が固まってきたな、と感じている人や、「自由」という言葉を聞くと逆に落ち着かなくなるタイプの人には、特に刺さると思います。

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