ヨムナビ
「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)

「最前線の映画」を読む(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)

町山智浩

累計読者数7
平均ハイライト数 3.9件/人
推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 47%

この本について

大人になっていくほど、「自分の選択って本当に自分の意志なのか」とか、「怖さや不安をごまかしながら生きてないか」とか、ふと立ち止まる瞬間が増えます。映画をただ“作品”としてではなく、自分の生活や感情と地続きのものとして見ると、そのモヤモヤに小さなヒントがあることがあります。でも、そこまで深く読み解くのは一人だとけっこう難しいんですよね。 町山さんの『「最前線の映画」を読む』は、その読み解きの作業を一緒にやってくれる本でした。たとえば『イット・フォローズ』が描く“死に追われる感覚”を、若さの終わりや大人になることの戸惑いと重ねて説明してくれる。あるいは『ラ・ラ・ランド』の恋と芸術のすれ違いを、「狂気を抱えながら何かを選び続ける人の物語」として捉え直してくれる。その視点を知るだけで、映画だけじゃなく自分の感情の扱い方まで少し変わる感覚がありました。 また、この本の面白いところは、理屈を押し付けずに、映画が内側に持つ“矛盾”をそのまま見せてくれるところです。人生の選択も、感情の揺れも、パズルみたいに全部がうまくはまるわけじゃない。その“噛み合わなさ”ごと受け止めることで、逆に自分の中の整理が進む人もいると思います。 映画を通して、自分の不安や決断の意味を少し遠くから見直したい人に向く一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

町山智浩の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

映画を観れば「世界の今」が分かる!アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国の「最前線の映画」を当代一の評論家が鋭く解剖。なにげないシーンやしぐさに秘められた監督の意図、ちょっとした台詞の中に隠された過去の名作・傑作の引用などを次々に読み解いていく―。「町山映画塾」、ますます絶好調!
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要