
はじめての大拙 鈴木大拙 自然のままに生きていく一〇八の言葉
鈴木大拙 and 大熊玄
累計読者数19
平均ハイライト数 7.6件/人
star総合評価 52/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも生活でも、どうしても「思い通りに動かしたい」という気持ちが顔を出しますよね。コントロールできない現実にぶつかるたび、なんとなく落ち着かなくなる。頭では手放したいと思っても、身体はずっと緊張したままになる。僕も同じで、そんな時期に大拙の言葉に触れると、少しだけ呼吸がしやすくなることがあります。 この本がおもしろいのは、禅を“概念”ではなく“日常をどう生きるか”として差し出してくれるところです。たとえば、自由とはわがままに振る舞うことではなく、自分を縛っている枠そのものに気づくことだと言う。仕事の評価から一歩引いたとき、やっと目の前の作業そのものに集中できるようになる、という実感に近い話も多いです。そして「人生は思い通りにはならない」という事実を否定も肯定もせずに受け取る姿勢が、変に自分を追い詰めない余白をつくってくれる。 さらに、大拙が繰り返し語る“自然のまま”という視点は、特別な悟りを求めるというより、すでに自分の中に流れている感覚に気づくことに近いです。なにかを成し遂げた瞬間ではなく、誰にも褒められない普段の仕事や生活の中に、ちゃんと自分が生きている手応えを見つけられる。僕はそこにずいぶん救われました。 「考えすぎて身動きが取れないときに、どこを見ればいいのかわからなくなる人」に刺さる本だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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