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鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】 (講談社文庫)

鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】 (講談社文庫)

京極夏彦

累計読者数8
平均ハイライト数 12.3件/人
推定読了時間 約8時間25分
star総合評価 62/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 66%

この本について

仕事でも日常でも、「これでいいのか」と自分にツッコミを入れながら動いていると、つい目的と手段がごちゃついたり、考えるばかりで動けなくなったりしますよね。頭の中だけで整理しようとして、逆に迷路が深まる感じがあります。 『鉄鼠の檻(2)』の抜粋を見ていると、読者の方は“概念で分かった気になっても前に進まない”という実感に反応しているように思いました。禅は説明より実践だとか、悟りを目的にした時点で本質から離れていくとか、労働も報酬を意識しすぎると逆に空虚になるとか。どれも「考えすぎて自分を見失う瞬間」を静かに刺してきます。個人的には、健康な人は健康を意識しないというたとえが、仕事にも人間関係にも妙に当てはまりました。 この本の良いところは、読者を急かさないところです。何かを成し遂げろとは言わず、むしろ“疑い続けていい”“ただ座るように生きてみてもいい”と、余白を残したまま別の視点を差し出してくる。特定の解決策を押しつけないからこそ、今の自分の状態に合わせて受け取れるものが変わる感覚があります。 自分のペースで迷いながら働いている人、目的と日常の距離に疲れている人には、とても静かに効くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「此の度手放したき品は今迄の品とは違ひて、世に出る事は有り得ぬ神品也」。禅僧・小坂了稔の手紙に心惹かれて箱根の老舗旅館、仙石楼に投宿した骨董屋の今川は元医師の老人・久遠寺を知る。が、二人が発見したのは世にも奇妙な小坂の屍。思えばそれが謎の巨刹、明慧寺を舞台の惨劇の始まりだった...。
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