
外国語上達法 (岩波新書)
千野 栄一
累計読者数12
平均ハイライト数 15.8件/人
star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
語学を始めるときって、「どこまでやればいいのか」とか「単語が終わらない」とか、そもそも自分が何を目指しているのかすら曖昧で、気付いたら教材だけ増えている…みたいなこと、けっこうありますよね。僕も何度も同じところでつまずいて、結局またゼロからやり直す、を繰り返してきました。 『外国語上達法』が効くのは、そういうモヤモヤを“根本の見立て”から整えてくれるところです。まず「何語を、何の目的で、どの程度やるか」を決めないと学習が散らかる、という指摘は痛いほど現実的だし、語彙や文法をどの順番で積むかも具体的に描かれている。単語がつらいのは面白くないからで、終わりが見えないからで、その矛盾をどう扱うかまで踏み込んでくれるのは珍しいと思います。さらに、少数の文法項目を集中的に回して「ここまで来た」と実感を積むやり方は、伸び悩んでいるときの小さな突破口になりやすい。 大げさな成功論ではなく、「現実的に続けるにはどうしたらいいか」を言語学者の視点で淡々と置いてくれる本です。目的がぼやけたまま語学に手をつけては挫折してきた人に刺さると思います。
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