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5分後に意外な結末 ベスト・セレクション (講談社文庫)

5分後に意外な結末 ベスト・セレクション (講談社文庫)

桃戸ハル

講談社 / 2019-10

累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
推定読了時間 約4時間38分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 90%

この本について

飲み会帰りに「気づいたらソファで寝てて、昨日の記憶がない……」みたいな、なんとなく自分にがっかりする朝ってありますよね。別に大事件が起きたわけじゃないのに、妙なモヤモヤだけが残るやつです。ちゃんと生きたい気持ちはあるのに、日常のどこかでズレていく。そんなとき、少しだけ視点がほぐれる物語に助けられることがあります。 『5分後に意外な結末 ベスト・セレクション』は、派手なサスペンスというより、日常のひとコマがふっと反転する“感覚のズレ”を味わう本だと感じました。お酒を飲みすぎて記憶が曖昧な主人公の朝の情けなさとか、「記念日」が増えすぎて意味が薄れていく感覚とか、コーヒーの一杯に込められた温度みたいなものとか。どれも、普段の生活のなかで一度は思い当たる感情なんですよね。読み終わったあとに「自分の毎日も、角度を変えるとこんなふうに見えるのか」と思えて、ちょっとだけ呼吸が深くなる感じがありました。 特に、忙しい日々が淡々と流れていくなかで、気づいたら自分の生活の“手触り”を置き去りにしていた、という人には刺さりやすいと思います。大げさな学びではなく、短い物語を通して「ああ、こういうズレって確かにあるよな」と静かに整えてくれる本です。気負わず読めるけれど、読み流すにはもったいない質感があります。

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出版社による紹介

朝読人気ランキング第1位、累計100部超えの「5分後に意外な結末シリーズ」のベスト・セレクション!

目次

赤くなったリトマス紙 琥珀の中の命 食糧問題 隣に住む殺人鬼 あの日を思い出して 鬼のツノ 補聴器 そのときまで 見送る背中 ロボットの銀行強盗 失敗したキューピッド 待つ人 呪いの指輪 思い出の絵 密室ゲーム 有能なアルバイト 毎日が記念日 侵入者たち 生と死の間で 葉桜と魔笛 医者と患者 閻魔大王の裁き
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