
呼吸を変えると、人生が良くなる
倉橋竜哉
フォレスト出版 / 2017-03-19
この本について
「頑張っているはずなのに、ずっと肩に力が入ったまま」「チャンスが来ても、なぜか受け取れないまま流れていく」。こういう感覚、けっこう共通なんじゃないかなと思います。僕自身も、気持ちだけ前のめりで、肝心の心と体が追いついていない時期が長くありました。 この本がおもしろいのは、いきなり思考や行動を変えようとしないところで、まず“息づかい”に立ち返らせてくれる点です。しっかり吐けていないと視野が狭くなるし、逆に吐いてゆるむと、自然とモードが切り替わる。読んでいて、「ああ、最近ずっと吸うことばかり意識してたな…」と気づかされました。また、願いごとやチャンスの話もスピリチュアルっぽく見えて、実は「自分に受け取る準備ができているか」という現実的な視点に落としてくれるので、妙な気負いがありません。過去の成功体験がイメージを支えるという話は、仕事で行き詰まった時にかなり腑に落ちました。 さらに、許せない気持ちや比較で自分を責め続けてしまう時に、どうイメージの距離感を調整するかの説明も実践的です。「相手が謝るかどうかではなく、自分側の状態をどう整えるか」という考え方は、ぐるぐる思考の出口としてちょうどいいバランスでした。 日常の中で知らないうちに息が浅くなっている人や、気持ちの切り替えがうまくできないまま頑張り続けてしまう人には、静かに効く本だと思います。僕自身、読む前よりも「ひと呼吸おいてから考える」場面が確実に増えました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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