
フラワー・オブ・ライフ 心と身体が変容する錬金術師たちの呼吸法と瞑想法 自分に還る呼吸の秘密 (シンクロニシティクラブ)
牧野内大史
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star総合評価 67/100
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この本について
最近、気づけば「考えすぎて呼吸が浅いまま一日が終わってる…」みたいな日が続いていました。しんどいのは仕事のせいだと思っていたんですが、よくよく見てみると、避けたい感情を避けるための行動ばかりしていたり、グチを言ってエネルギーが抜けていくような感覚があったりして、自分の内側との距離のほうが問題だったなと気づきました。 この本が面白いのは、いきなり精神論に飛ばず、首や肩を使う「努力呼吸」のクセや、二酸化炭素が足りないと酸素がうまく働かないボーア効果みたいな、身体のリアルな仕組みから入っていくところです。呼吸を整えることがメンタル以前の“土台づくり”として描かれていて、自分の制限にぶつかったときにも「これは扉だ」と思えるくらいの余裕が少し戻ってきます。また、避けたい感情を避けるほど問題が増える、という指摘がやさしく効いて、感じたくない気持ちをそのまま見つめる練習にもなる本でした。 スピリチュアル寄りの内容もありますが、難しく構える必要はなくて、「ただ意識を向けるだけで流れが変わる」という感覚が、自分の選択にちゃんと着火していく小さな手応えにつながります。何かを変えたいのに、思考も感情もごちゃついて足が止まっている人に向いています。
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