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「イヤな気持ち」を消す技術

「イヤな気持ち」を消す技術

苫米地英人

フォレスト出版 / 2012-12-03

累計読者数13
平均ハイライト数 27.2件/人
推定読了時間 約3時間5分
star総合評価 66/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 27%

この本について

最近、過去の失敗や理不尽な出来事をふと思い出して、気持ちが一気に重くなることがありませんか。自分では前に進みたいと思っているのに、脳のどこかが勝手にブレーキを踏んでくる感じ。僕もずっとその「勝手に再生される記憶」に振り回されてきました。 この本を読んで印象的だったのは、イヤな気持ちの正体が「記憶そのもの」ではなく、「その記憶をどう統合しているか」だと淡々と説明してくれるところです。たとえば、脳は失敗を優先して覚える仕組みがあるとか、自分に不利な形で記憶を並べ替えてしまう癖があるとか、そういう“構造”を教えてくれるので、精神論じゃなく現実的に対処できる。さらに、プラスの情動とイヤな記憶を結びつけるなど、具体的に脳の働きを利用して再統合する方法が書かれていて、「あ、これは自分でも試せるな」と思える内容でした。 個人的には、「正しく生きてきたのに、なぜこんな目に」という感覚が苦しさを長引かせるという指摘がいちばん刺さりました。これは責めているわけではなく、単に確率の話として淡々と示されるので、変な罪悪感も優越感も混ざらず、冷静に「じゃあこれからどう扱うか」に意識が向くんですよね。 過去の出来事に引っ張られがちな人、気持ちの切り替えがうまくできない人には特にしっくりくると思います。自分の脳のクセを知って、もう少し軽やかに過ごすヒントが欲しいときに手に取ると、落ち着いた温度で効いてくる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

■記憶はウソをつく! あなたはご自分の記憶がどれくらい正しいと思いますか? 過去の記憶すべてが正しいものだと思っていたら、とんだ勘違いです 私たちの記憶は、過去の出来事を正確に再現していません。 「憎いと感じる上司に1週間前にいじめられた」 という記憶を思い出すときに、 客観的に因果関係がない1年前の上司の言葉が、 1週間前の記憶に混在して事実と異なって思い出されたりするのです 特に、イヤな記憶に囚われている人は、 自分が強く苦しむように勝手に「記憶を書き換えて」いるのです ■自分を苦しめるイヤな「気持ち」を消すのは簡単! 「クライシスサイコロジー」とは、簡単に言えば 大災害や大規模テロなどが起こったさいに、 人々をその恐怖体験から解放し、 それをトラウマにしないための心理学のことです 登校拒否やうつ病、トラウマをとる方法など 最先端の機能脳科学によって、 悲しい体験や辛い体験の情動的記憶を セルフコントロールして“忘れる”ことができるようになる方法を 誰にでも分かりやすく解き明かした画期的な内容の本です 人間が本来持つ脳の記憶の使い方を最大限に使えるように 脳機能学者である苫米地博士が 自分を苦しめるイヤな気持ちを消す方法を徹底解説! 脳の記憶のメカニズムを知ってそれをうまく処理し、 イヤな記憶を呼び覚ますマイナスの情動に支配されない方法を伝授します。 これまでの悩みや不安が、すぅーっと消えていくのを実感していただけるはずです。
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