
アウトライン・プロセッシング対談: ~アウトライン通りに書けないことは悪いことじゃない~
Tak. and 五藤隆介
この本について
書き始める前のあのモヤモヤ、「とりあえずアウトライン作らなきゃ…でも作ったら作ったで全然その通りに書けない」というやつ、けっこう根深いですよね。自分もよく、構成を固めようとするほど頭が固まっていく感じがあって、書く前に疲れ切ってしまうことがよくありました。 この本が面白いのは、「アウトラインは最初から正しくある必要なんてない」という前提で話が進むところです。仮アウトラインは“完成形の手前”ではなく、書きながら崩していくための足場。書けるところから書けばいいし、途中でどんどん形が変わる前提で作っていい。その視点だけでも、文章を書くときの気負いがかなり軽くなりました。また、下書きが「アウトラインのパーツが概ね埋まった状態」と定義されているのも、妙に腑に落ちます。完成のイメージに縛られず、まず素材を出すことに集中できる。 さらに、後半で語られるWordの使い方が現実的で助かります。アウトラインを整えたら、そのまま書式まで自動で形にしてくれるので、プリントアウトして“読む側の目線”で確認しやすい。思考の段階ではアウトライナー、編集の段階ではWordという切り替えが、作業全体をラクにしてくれる感覚があります。 計画通りに書けなくて悩む人よりも、「考えながら書くタイプだけど、それをうまく扱えていない気がする人」に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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