
5Gでビジネスはどう変わるのか
クロサカ タツヤ
日経BP / 2019-11-15
累計読者数4
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推定読了時間 約2時間43分
star総合評価 54/100
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この本について
5Gの話題って、どうしても「結局これで何が変わるの?」というモヤモヤがつきまといませんか。僕も最初は、速度が上がるとか低遅延だとか言われても、自分の仕事にどう関係するのか全然つかめないままでした。スマホの表示が速くなるだけなら、別に急いで追う必要もないよな…と。 この本がありがたかったのは、5Gを「通信速度の話」ではなく「新しい集金装置としてのインフラ」として描いているところです。たとえば、多数同時接続の規模感を人口換算で示してくれたり、なぜ5Gのピーク期と幻滅期がこういう動きをするのかをガートナーのサイクルで整理してくれたり。読み進めるうちに、技術の“派手さ”よりも、その裏でどうお金や価値が流れるのかが見えてきて、自分の関心がようやく現実に落ちていきました。 もう一つ刺さったのは、「スマホ画面の延長線に答えはない」という指摘です。僕自身、つい既存の体験に当てはめて考えてしまうのですが、5Gはそもそも屋内外の空間そのものをコンピュータ化する方向に進む。CPEのような地味な機器が普及の主役になる、という視点は、実際のビジネスの立ち上がり方を想像するのにすごく助けになりました。 5Gを“未来の夢”として語られるのに疲れている人、手触りのある仮説として理解したい人にはちょうどいい一冊だと思います。僕も読みながら、ようやく技術と現実の間に橋がかかった感覚がありました。
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出版社による紹介
5Gはいつ、どんな形で産業に変革をもたらすのか? 気鋭の情報通信コンサルタントが明かす5Gの未来 次世代通信規格「5G」の商用サービス開始を2020年に控え、 産業界のみならず社会全体の関心が高まりつつある。 しかし、5Gは規制当局である総務省での検討を含め、 普及に向けた各種整備が始まったばかりだ。 メディアが喧伝する「夢の通信サービス」はすぐには実現しない。 ならば、5Gはいつ、どんな形でビジネスに変革をもたらすのか? 本書は、コンサルタントとしてIT・通信業界の事業開発や 通信政策の策定に携わっている筆者が、 5Gが普及・発展していくフェーズを4つに分けて詳細解説する。 【黎明期+ピーク期】2017~2019年 この時期は「4Gとの違い」を正しく理解せよ 【幻滅期】2020~2022年 モバイル利用より先に屋内向けサービスが変化 【啓蒙活動期】2023~2025年 社会の構造変化に合わせた事業開発が必要 【安定期】 2026~2029年 5Gならではの「フルコネクテッド」が本領発揮 5Gを使った新規ビジネスの企画に使える! 「普及タイムライン」に沿って事業開発のコツを学ぶ 3G時代のiモードや、4G時代のスマートフォンアプリのように 5Gは各産業のビジネスに大きなインパクトを与えるだろう。 しかもその影響は、PCやスマートフォンの「窓」(画面)の外側、 つまり家や職場、街、社会といった「空間」全体に表れる。 問題は、そんな大変革をもたらす新事業を どんなプレーヤーが、どんなタイミングで生み出すかだ。
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