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恐れながら社長マーケティングの本当の話をします。

恐れながら社長マーケティングの本当の話をします。

小霜和也

累計読者数16
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star総合評価 78/100
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この本について

マーケの話をしていると、「結局どこから手をつければいいんだろう…」というモヤモヤに行き着くことが多いです。部門は縦割り、意思決定は遅い、ファネルやOMOといった概念だけは増える。知識だけが積み上がるのに、現場では何も変えられないあの感覚、僕もずっと抱えていました。 この本がよかったのは、マーケティングを“技法”としてではなく、経営の中でどう動かすかというリアルな視点で語られているところです。たとえば「マーケティングは唯一アウトソーシングできない中核機能」という指摘は、部門をまたいで意思決定せざるを得ない時代の空気をはっきり言語化してくれますし、「宣伝部レベルではなく経営層判断の4P総力戦」という話は、曖昧にしていた“どこで戦っているのか”を見直すきっかけになりました。また、D2Cや提案型ECの事例を通して、個人のストーリーや共感が購買につながる仕組みが変質していることが、妙に腹落ちします。 読んでいて一番刺さったのは、「今の組織のままではマーケティングがそもそもできない」という地味だけど避けられない現実を、真正面から扱っている点です。知識を増やす前に“戦う土台”を整えないと何も始まらない──薄々わかっていたことを、ちゃんと言葉にしてくれる感じがあります。 「戦略は語れるけれど、現場で噛み合わない理由がわからない」という人にはとくに刺さる本だと思います。

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