
いちばんやさしい5Gの教本 人気講師が教える新しい移動通信システムのすべて 「いちばんやさしい教本」シリーズ
藤岡雅宣
インプレス / 2020-01-21
この本について
仕事で5Gまわりの話が出るたびに、なんとなく用語は知っているつもりでも、実際にどうつながっているのかがふわっとしてしまうことってありませんか。ローカル5GやMVNOの種類、RANとコアの役割あたりで混乱して、結局「まあそのうち理解しよう」で終わってしまう感じ、僕もずっとありました。 この本が助かったのは、専門用語を覚えるというより、「ネットワークがどう動いているのか」を1本の線として結び直せたことです。たとえば、再販型と設備設置型のMVNOの違いが、P-GWやS-GWのどこにつながるかで意味を持つこと。あるいは、プライベートネットワークを作る企業が何を守りたいのか、閉域がどう効くのか。FirstNetの事例のように、公共安全の領域では誰がどの役割を担うのか。抜粋にある細かいところを追っていくと、日々ニュースで目にする“5Gっぽい話”が具体的な構造を持って理解できるようになりました。 個人的には、基地局工事会社や通信機器ベンダーなど、プレイヤーがどう関わっているかまで書かれているのがありがたくて、技術の話だけでなく「業界としてどう動いているか」まで立体的に見えるようになったのが大きかったです。ただの用語集ではなく、実際の運用や設計に触れながら説明してくれるので、知識が点のまま残らない感じがあります。 通信の仕組みを“知ったふり”から抜け出したい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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