
欲しい ほしい ホシイ── ヒトの本能から広告を読み解くと
小霜 和也
累計読者数14
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この本について
仕事でも生活でも、「自分で考えて決めているはずなのに、なぜか選択がブレる」という感覚ってありませんか。広告に限らず、人の気持ちがどこで動いているのかがつかめないまま、目の前の反応だけを追ってしまう。僕もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 この本がおもしろいのは、ヒトの意思決定が“行動の後づけ”だという前提で話が進むところです。買いたい気持ちは無意識で先に立ち上がって、意識はあとから理由づけをしている。その構造が見えるようになると、「なぜあの人はこれを選ぶのか」「なぜ自分はこれに惹かれたのか」が少しずつ解けていきます。サバンナ的な景色に安心を覚えるとか、知らなかった情報に快楽を感じるとか、普段気にもしない反応が行動の起点になっているのがわかってくるんです。 僕自身、仕事の企画を考える時に、理屈から入って詰まることがよくありました。でも、無意識に刺さる“特徴”や、幸福感や驚きのような感情の動きを意識すると、相手の行動が少し読みやすくなる。ブランドづくりでも、人がどこで拒否し、どこで許してしまうのかを現実的な視点で考えられるようになりました。 感情の動きを無理に操作しようとするというより、「人はこういうふうに反応してしまう生き物なんだ」と腑に落としたい人に向いています。広告に直接関わっていなくても、人の選択に振り回されがちな人ほど刺さる本だと思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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