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2050年の世界 見えない未来の考え方 (日本経済新聞出版)

2050年の世界 見えない未来の考え方 (日本経済新聞出版)

ヘイミシュ・マクレイ and 遠藤真美

日経BP / 2023-07-21

累計読者数39
平均ハイライト数 11.5件/人
推定読了時間 約6時間13分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%

この本について

最近、情報を見ても「本当のところはどうなんだろう」と迷うことが増えました。自分でも気づかないうちに確証バイアスに寄っていないか、世界の見方が狭くなっていないか、不安になる瞬間があります。未来について語られる話も極端になりがちで、何を信じて判断すればいいのか分からなくなるんですよね。 『2050年の世界』は、そんなモヤモヤに少し冷静さを取り戻させてくれる本でした。たとえば、テクノロジーが確証バイアスを強めてしまう現実を直視しつつ、それでも「エビデンスを得れば考えは変わる」という人間の可能性にも触れてくれる。あるいは、日本の高齢化が世界の先行事例になりうるという視点は、悲観ではなく、これからの社会をどう作るかという発想に切り替えさせてくれます。また、アジアやアフリカの人口動態、格差の縮小、気候変動と資源問題など、一見バラバラに見えるテーマが「2050年をどんな前提で考えればいいか」という一本の線でつながっていきます。 読みながら、未来を「予言」ではなく「判断のために整理する」感覚に近いと思いました。煽らず、悲観にも寄らず、それでも希望を失わない。この本は、そんな温度で世界の変化を見つめたい人に刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人口、気候変動、エネルギー、民主主義、格差、テクノロジー、地政学的変化――。世界を揺るがすこれらの問題は、この先どうなるのでしょうか? 日本、アメリカ、中国、ヨーロッパなどの未来は? 世界を変える「5つの力」と「10大要素」とは? 膨大なファクトと経済学、地政学、歴史的な洞察を通じ、英国の定評あるジャーナリストが、30年後の世界を大胆に予測します。20世紀の社会構造と冷戦後の世界秩序が崩壊し、世界はいま大きな変化が押し寄せてきています。誰もが世界の先行きに関心を持たざるをえません。本書は、人々が知りたい「その先」をファクトとバランスのとれた展望をもとに照らし出します。 著者は、『ファクトフルネス』のハンス・ロスリングのように、専門家ほどネガティブな誤った認識を抱きがちだという「専門家バイアス」の問題を指摘し、ファクトに基づいたポジティブな見通しを重視するのが特色です。世界主要地域、グローバルな重大なテーマに即して歴史、現状を整理し、様々な見方を紹介しつつ、きめ細かくかつ包括的に、著者独自の展望を提示します。本書ではたとえば次のような展望が示されます。 1.世界人口の約2/3が中間層と富裕層になる 2.アメリカの先行きは明るい 3.アングロ圏が台頭する 4.中国が攻撃から協調に転じる 5.EUは中核国と周辺国に分かれる 6.インド亜大陸の勢力が強まり、世界の未来を形成する 7.アフリカの重要性が高まり、若い人材の宝庫となる 8.グローバル化は〈モノ〉から〈アイデアと資金〉にシフトする 9.テクノロジーが社会課題を解決する 10.人類と地球の調和が増す
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