
2050年の世界 見えない未来の考え方 (日本経済新聞出版)
ヘイミシュ・マクレイ and 遠藤真美
日経BP / 2023-07-21
この本について
最近、情報を見ても「本当のところはどうなんだろう」と迷うことが増えました。自分でも気づかないうちに確証バイアスに寄っていないか、世界の見方が狭くなっていないか、不安になる瞬間があります。未来について語られる話も極端になりがちで、何を信じて判断すればいいのか分からなくなるんですよね。 『2050年の世界』は、そんなモヤモヤに少し冷静さを取り戻させてくれる本でした。たとえば、テクノロジーが確証バイアスを強めてしまう現実を直視しつつ、それでも「エビデンスを得れば考えは変わる」という人間の可能性にも触れてくれる。あるいは、日本の高齢化が世界の先行事例になりうるという視点は、悲観ではなく、これからの社会をどう作るかという発想に切り替えさせてくれます。また、アジアやアフリカの人口動態、格差の縮小、気候変動と資源問題など、一見バラバラに見えるテーマが「2050年をどんな前提で考えればいいか」という一本の線でつながっていきます。 読みながら、未来を「予言」ではなく「判断のために整理する」感覚に近いと思いました。煽らず、悲観にも寄らず、それでも希望を失わない。この本は、そんな温度で世界の変化を見つめたい人に刺さるはずです。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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2052
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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