
本気で変わりたい人の 行動イノベーション
大平信孝
秀和システム新社 / 2014-09-18
この本について
最近、「やりたいことがわからないまま毎日が流れていく」とか、「目標は立てるのに全然動けない」とか、そんなモヤモヤを抱えている人、多い気がします。自分もそうで、行動できない理由ばかり思い浮かんで、気づけば頭の中が“できない根拠集め”で埋まっていることがあります。でも、この本を読んで少し視点が変わりました。行動できないのは意志が弱いからでも根性が足りないからでもなく、そもそも“本音の声”を拾えていなかっただけかもしれない、という感覚です。 特に響いたのは、「頭の声」だけで判断していると、やる気も続かないし前に進めない、という話でした。体や心の声なんて、普段ほぼスルーしていたなと気づかされます。著者が提案する「本当はどうしたい?」と問いかけ続ける方法は、派手な技ではなくて、むしろ生活の中でじわっと効いてくるタイプのものです。朝と夜のどちらか数十秒でいいから、自分に問いかけてみる。最初は答えが出なくてもいい。その“出なくていい”というゆるさが、続けられる大きな理由になりました。 もう一つ良かったのは、「自分をいじめない」という姿勢を丁寧に説明してくれるところです。自分にダメ出しし続けていると、本音なんて出てこない。これは耳が痛かったけれど、確かにと思いました。まずは小さく、自分が本当に食べたいものを選ぶところから始めてみる。そんなささいな行動でも、自分との関係が少しだけ変わるのがわかるはずです。 大げさに人生を変える本ではなく、「行動できない理由に疲れた人が、もう一度自分と仲良くなるための本」という印象でした。数字や計画で自分を追い込むより、まず足元の声をちゃんと拾いたい人には、かなり刺さると思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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