
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
大平信孝
かんき出版 / 2021-10-21
この本について
「やらなきゃ」と思っているのに、気づけば机に向かう前に気力が尽きていたり、完璧にやろうとして手が止まったり。僕もずっとこのループにハマっていました。行動したい気持ちはあるのに、脳がブレーキを踏んでいる感じ。そんなときにこの本を読んで、いくつか「これなら動けるかも」と思えた視点がありました。 特に大きかったのは、「結果はコントロールできないけれど、行動はコントロールできる」という考え方です。うまくいっていない時期ほど、結果ばかり気にして動きが止まりがちですが、著者は“今できる行動”だけに寄せていくという、現実的で重くない方法を教えてくれます。さらに、脳が面倒くさがり屋であることを前提に、小さな着手で側坐核のスイッチを入れる仕組みや、集中できる環境を条件反射的につくる方法など、行動を「気合い」ではなく「設計」で動かす視点が多いのも助かりました。 もう一つ腑に落ちたのは、落ち込んだときの仕切り直しを“常に持っておく”という発想です。深呼吸や散歩のような数分でできるものから、仮眠や入浴のような少し時間が必要なものまで、自分のトリセツを事前に決めておく。行動量を増やす以前に、そもそも動ける状態をどうキープするかが抜け落ちていたなと気づきました。 「行動したいのに、なぜかスタートだけが切れない」という人にとって、この本は精神論ではなく“動き出すための仕掛けの作り方”を教えてくれます。僕自身、完璧じゃなくていいからまず1分だけ動く、という小さなクセが定着しつつあります。行動へのハードルを下げたいと感じている人には、かなりしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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