ヨムナビ
イミタチオ・クリスティ キリストにならいて (講談社学術文庫)

イミタチオ・クリスティ キリストにならいて (講談社学術文庫)

トマス・ア・ケンピス、呉茂一、永野藤夫

講談社 / 2019-12-12

累計読者数3
平均ハイライト数 101件/人
推定読了時間 約3時間46分
star総合評価 72/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 42%

この本について

最近、うまくいかないことが続くと、原因を外に探したくなることがあります。でも心のどこかで「自分の内側を整えるしかないのかもしれない」と薄々わかっている。だけど、どう整えればいいのかはよく分からない。そんなモヤモヤに触れてくるのが『キリストにならいて』でした。 この本が効いてくるのは、スローガンではなく、日々の“心の姿勢”にぐっと踏み込んでくるところです。たとえば「自分の無知を認める」「他人を高く評価する」といった地味だけど避けてきた態度を、一つずつ見直すきっかけをくれる。また、調子が悪いときほど言葉で余計なことを言ってしまう自分に気づかされ、「静かに祈るようにひと呼吸置く」という行動の変化につながりやすい。さらに、自分より弱い人はいないと思いなさい、という視点は、落ち込んだときの自己嫌悪とはまったく違う方向で、心を柔らかくしてくれます。 派手な教えではないし、読めばすぐに人が変わるような本でもない。でも、日常の中で揺れた心をそっと戻す“基準点”のようなものを求めている人には、静かに届くと思います。こんな人に刺さるのは、強くなりたいというより「まずは素直に立ち直りたい」と思っているときかもしれません。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

著者のトマス・ア・ケンピスは14世紀終盤ドイツで生まれ15世紀後半まで生きた修道士。神秘思想家として数々の著作を残している。その著作は文章のわかりやすさ、章節の短さなどから普通の庶民にとって読みやすいこと、また救いに繋がる安らぎと瞑想を誘う深みを与えてくれることから、中世以降現代まで『聖書』に次ぐ多くの読者を獲得したと言われている。 内容構成は全四巻、章としては114章を数えるが、それぞれの章は数ページからなるものが多く、どの章も深い味わいを持っている。「キリストにならい、世の空しいものを軽んずべきこと」「自身について謙遜であるべきこと」「過度の親しみを避けるべきこと」「艱難の効用について」「心配ごとはすべて神にゆだねるべきこと」「自愛が、最高善からとりわけ人を引き離すこと」「誰がいっているのかということよりも、何がいわれているかに心を用いよ」など、生き方の知恵としてキリスト教徒でない日本人の心にもひびき、参照すべき項目が多い。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要