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詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ (講談社選書メチエ)

詩としての哲学 ニーチェ・ハイデッガー・ローティ (講談社選書メチエ)

冨田恭彦

累計読者数4
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約4時間24分
star総合評価 45/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でも日常でも、正しいはずの考えに自分で違和感を覚えたり、逆に感情のほうが先に走って理屈が追いつかなかったりします。頭と心のどちらを信じればいいのか、判断の軸がぶれる感じは、僕自身よくあります。 この本に出てくるローティが「理性と想像力の位置関係を改めようとする」と語られるあたりを読むと、そのぶれ自体を整理しようとするより、そもそもどういう前提で迷っているのかを見直すことが大事なんだと気づかされます。カントのように絶対化と相対化の両方を抱えたまま考えてしまう構造や、「ある」と「ない」を徹底的に分けるパルメニデスの姿勢など、哲学者ごとの立ち位置が比較されることで、自分がどの前提に立って迷っているのかが少し見えてきます。 同時に、ローティが語る「新たな考え方で他者とともに世界と自分を変えていく」という発想は、正しさの答えを求めるより、自分の語り方そのものを変える視点をくれます。ニーチェやハイデッガーの議論も、現実をどう感じ取り、どう言葉に置き換えるかという実践に近づけてくれるので、抽象論に迷子になりにくいです。 理屈と感覚のあいだで足場が定まらない人に静かに効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「理性」優位ではなく、「想像力」へ! イギリスのロマン主義からニーチェ、ハイデッガー、ローティに至る新たな哲学の可能性とは。
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