ヨムナビ
翻訳地獄へようこそ 宮脇孝雄シリーズ

翻訳地獄へようこそ 宮脇孝雄シリーズ

宮脇 孝雄

累計読者数7
平均ハイライト数 5件/人
star総合評価 48/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 37%

この本について

英語を読んだり翻訳に関わると、「このニュアンスって本当に合ってるのか…」みたいな小さな違和感が積み重なって、地味にしんどくなることがあります。辞書を引いても答えが出ないし、そもそも判断基準がどこにあるのかさえ曖昧なまま進んでしまう、あの感じです。 宮脇孝雄さんの『翻訳地獄へようこそ』は、そのモヤモヤを「具体的な場面」でほぐしてくれる一冊でした。たとえば、homemade と home-made で連想される風景が変わるとか、graceful が物を指すか行動を指すかで意味が変わるとか、for ever と forever の選び分けの実感とか。単語帳では絶対に拾えない“その言葉が呼び起こす空気”が、例と一緒に立ち上がってくるんです。 もう一つ大きかったのは、翻訳を「言葉の置き換え」ではなく、「誰の視点で、何を伝えようとしているのか」を丁寧に追う作業として描いているところでした。視点人物を決めるだけで文の読み方が変わる話や、比喩の順番を変えると“作り置き感”が出てしまう話など、読んでいて思わず姿勢を正される瞬間が多かったです。 英語に苦手意識がある人よりも、「なんとなく読めるけど、微妙な差にずっと不安が残る人」にこそじわっと効く本だと思います。私もまだ迷いながらですが、こういう“言葉の背景を知る楽しさ”に出会えると、読むのも書くのも少しだけ楽になります。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

宮脇 孝雄の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要