
言葉の魂の哲学 (講談社選書メチエ)
古田徹也
講談社 / 2018-04
累計読者数11
平均ハイライト数 55.9件/人
推定読了時間 約5時間55分
star総合評価 67/100
start序盤集中型
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この本について
日常でふと、「いつも使ってる言葉なのに、急にしっくり来ない」と感じるときがあります。誰かに気持ちを伝えようとしても言葉が空回りしたり、逆に、同じ言葉でも妙に胸に刺さる瞬間があったり。その揺れが何なのか分からず、モヤモヤだけが残ることがあると思います。 『言葉の魂の哲学』は、この“言葉が生きたり死んだりする感触”を正面から扱っています。抜粋を読んで保存していた人は、おそらく「言葉ってただの記号じゃないよな」という自分の直感を確かめたかったんじゃないでしょうか。ウィトゲンシュタインの「言葉は生活そのものの一部だ」という視点に触れると、言葉が響く・響かないの揺れが、自分の生活との噛み合わせの問題として見えてきます。また、中島敦やチャンドス卿の“言葉が急によそよそしくなる”描写は、誰しも一度は感じたことのある違和感を丁寧に言語化してくれます。そして、本書が示す「言葉が息を吹き返す瞬間」は、無理に気の利いた表現を探すより、自分がその場にどう関わっているかを見直すヒントになります。 言葉との距離感にいつも少し疲れてしまう人に、静かに効く一冊です。
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出版社による紹介
中島敦の小説やウィトゲンシュタインとカール・クラウスの言語論に分け入り、「生きた言葉」とはなにかを明らかにする新しい哲学!
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