
妖怪の子預かります 〈妖怪の子預かります〉 (創元推理文庫)
廣嶋 玲子
東京創元社 / 2017-06-16
累計読者数4
平均ハイライト数 2.5件/人
推定読了時間 約2時間47分
star総合評価 29/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 13%
この本について
最近、人から強い言葉を向けられたときに「踏ん張らなきゃいけないのかな」とか、「逃げたら弱いのかな」と思い込んでしまう瞬間があって、正直しんどくなることがあります。周りは軽く言うけど、自分の心がどこまで耐えられるかなんて、自分にも分からないんですよね。 『妖怪の子預かります』には、そんな迷いにそっと寄り添うような場面がいくつも出てきます。たとえば「壊れるくらいなら逃げてしまったほうがいい」という言葉は、励ましというより、ようやく誰かが本音で許してくれたような温度で響きます。また、うぶめの「母の思い」をめぐる描写は、強さよりも弱さや切実さから生まれる祈りみたいな感情を静かに照らしてくれます。物語そのものは時代物の妖怪譚ですが、人の心の揺れを丁寧に扱うところが、今の自分にも不思議としっくりきました。 逃げることに罪悪感が残る人や、自分の限界をうまく言葉にできない人には、特に刺さると思います。大きな答えをくれるというより、「そのままでいいよ」と肩を貸してくれる一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
人でも妖怪でも想いは必ず通じるんだね 大人気のお江戸妖怪ファンタジー第4弾 しとしとと雨降る梅雨の夜、太鼓長屋で養い親の千弥と暮らす弥助のもとに、一人の客が訪ねてきた。化けいたちの宗鉄と名乗る男は、妖怪の子預かり屋の弥助に、八歳になる娘を預けたいという。山奥で、他人と接することなく暮らしていたのだが、母親が亡くなり男手ひとつではどうにもならなくなったのだ。女の子の名はみお。母親が亡くなる少し前から、父に対して心を閉ざしていた。白いお面をつけ、ひたすら周囲を拒絶するみお。だが、弥助のもとに預けられる子妖怪達と接するうちに、みおに変化が……。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




