
After GAFA 分散化する世界の未来地図
小林 弘人
KADOKAWA / 2020-02-29
この本について
仕事でも生活でも、デジタルに囲まれているはずなのに、どこか「自分の感覚が置いていかれている」ようなモヤモヤが残ることがあります。便利さはあるのに、仕組みの中身はよく分からないまま委ねていて、しかもその仕組み自体に少し飽きてきている。そんな気分、僕もけっこうあります。 『After GAFA』は、その違和感を言語化してくれる本でした。特に刺さったのは、テクノロジーがブラックボックス化していくほど、私たちは“平均化されたユーザー”として扱われてしまうという視点です。本書はそこで終わらず、なぜ「個人の体験そのものの価値」が再び重要になっていくのか、そしてブロックチェーンのような技術がどう“信頼の取り戻し方”につながるのかを、具体的な事例と一緒に解いていきます。デーティングアプリの話も、単なる未来予測ではなく、今の構造的な問題をどう変えうるかが分かっておもしろいです。 また、イノベーションを「新しい技術を入れれば起きるもの」ではなく、組織や仕組みの変化として捉え直している点も実務に落とし込みやすいなと思いました。技術そのものより、その技術が何を可能にするのかを考える姿勢を取り戻したい人にはしっくりくるはずです。 今のデジタル環境に、どこか説明しづらい違和感を抱えている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
グーグルが消える日
ジョージ・ギルダー、武田 玲子

Life After Google: The Fall of Big Data and the Rise of the Blockchain Economy (English Edition)
George Gilder

デジタル資本主義
森 健, 日戸 浩之, and 此本 臣吾

教養としてのテクノロジー AI、仮想通貨、ブロックチェーン (NHK出版新書)
伊藤 穰一 and アンドレー・ウール

Web3とメタバースは人間を自由にするか
佐々木 俊尚
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要

