
仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」
石川 和男
PHP研究所 / 2020-03-11
この本について
仕事をしていて、「やることは多いのに、どれから手をつければいいかわからない」とか、「気づけばメールばかり触って1日が終わっていた」みたいな日、けっこうありますよね。私もずっとそのタイプで、もっと情報を集めればうまく回るはず…と考えていたんですが、実際は“動かないまま考え続けているだけ”だったりしました。 この本でいちばん刺さったのは、「情報収集より先に仮説と行動がある」という視点でした。完璧に準備が整ってから動こうとするほど遅くなる。むしろ、15分だけ区切って手を動かしてみると、必要な情報が自然と見えてくる。あの“作業興奮”の感覚に名前がついたことで、やる気がない日もスタートを切りやすくなりました。 もうひとつは、仕事を抱え込みすぎてしまう人への現実的な指摘です。上司が部下でもできる仕事の4割を自分で抱えている、というデータはさすがに刺さりました。任せることは冷たさではなく、WIN-WINの関係をつくる前提なんだと腹落ちした感じです。メールを「すぐ返信・すぐ削除・後で返信」の3択にする話や、返信は最大15分に決める話など、日常でそのまま使える工夫も多くて、読むだけで机まわりまで少し整いました。 完璧を求めすぎて動き出しが遅い人、気づくと雑務に飲まれてしまう人には、とくに刺さると思います。派手な成功哲学ではなく、今日からの1時間が少しだけ軽くなるタイプの本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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