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企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

下田 幸祐 and 飯田 哲也

日経BP / 2020-03-27

累計読者数12
平均ハイライト数 6.6件/人
推定読了時間 約3時間36分
star総合評価 35/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

DXの企画や要件定義に関わっていると、「正解が見えないまま進めていいのか」「結局どこまで固めればいいのか」といった落ち着かない感じがつきまといますよね。特に基幹システムの経験が長いほど、要件があいまいな状態に耐えられず、何度も立ち止まってしまうことがあると思います。自分もまさにそのタイプで、企画段階のモヤモヤにずっと振り回されていました。 この本は、そんな“霧の中で進む感覚”をどう扱えばいいのかを、かなり地に足のついた形で示してくれます。まず救われるのは、DXでは要件が決まっていないこと自体が前提だと書かれている点で、「決まらなさと付き合う方法」から丁寧に話が始まること。企画段階ではイラストやモックを何度も更新していくプロセスが重視されていて、完璧にまとめるより、仮説を形にし続けるほうがむしろ自然だと腹落ちします。さらに、AIやデータの“使えそうな範囲”を押さえながらユーザーと一緒に要求を整理していく、という実務寄りの姿勢が繰り返し語られていて、現場に戻ったときの行動のイメージが湧きやすいです。 もう一つ刺さったのは、アジャイルかウォーターフォールかを“思想”ではなく“状況”で判断するという割り切り方。アジャイルを入れるべきところと、割り切って固定するべきところの線引きが例示されていて、無理にどちらかに寄せる発想から解放されます。また、意思決定者が誰かによってアジャイルが機能しない話や、PoC前提でスケジュールを組む必要性など、実際に現場で困るポイントにまっすぐ触れてくれるのもありがたいところです。 新規サービス系のDXに関わっていて、「要件が揺れ続ける状況をどう扱えばいいのか」に悩んだことがある人には、かなり実務に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自社ビジネスの変革を目指して多くの企業が取り組むDX(デジタルトランスフォーメーション)。プロジェクトを成功させて成果を上げる企業が現れている一方で、苦戦している企業も少なくありません。「PoC(概念実証)ばかりで具体的な成果が出ない」「手掛けているのは一部の部門だけで、全社的な取り組みにつながらない」という声も多く聞かれます。 AI(人工知能)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)といったデジタル技術を用いて新たなサービスを生み出したり、既存事業の収益構造を変革したりするには、従来の業務システム開発とは異なるノウハウが必要です。 本書は、複数企業のDXプロジェクトの運営を手掛けてきた筆者が、DXプロジェクトをうまく進めるためのノウハウを豊富な経験を基に解説します。DXプロジェクトは従来型の基幹系システムの開発とどう違うのか、DXプロジェクトではどんなプロセスが必要になるのかなどを体系立てて解説。何をつくるのかを決める構想フェーズや実現性検証のためのPoC、要件定義、設計など、DXプロジェクトを実践するときのプロセスを分かりやすく解説します。 サービスを開発、活用するユーザー企業側の方、ユーザー企業と共にシステム開発などを請け負うSI企業やシステム開発会社の方、両方の立場の方に役立つようにまとめています。企画担当者やプロジェクトマネジャー、エンジニアなどDXプロジェクトに取り組むすべての人に必携の一冊です。 イメージがわきやすいよう、具体的な例を挙げて解説しているので、実際にDXプロジェクトを進める上で役立つノウハウが満載です。ぜひご活用ください。
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