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ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

東野 圭吾

KADOKAWA / 2014-11-22

累計読者数9
平均ハイライト数 3.1件/人
推定読了時間 約5時間13分
star総合評価 49/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 46%

この本について

仕事でも人間関係でも、「この判断でよかったのか」とか「誰かの期待に応えられていない気がする」とか、答えのない迷いを抱えたまま日々が過ぎていくことってあります。自分の気持ちと頭の整理が追いつかないまま、なんとなく選んで、なんとなく後悔してしまうような感じです。 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の抜粋を読み返していると、読者の方が心を動かされたのは、派手な奇跡ではなく「人の気持ちはそんなに単純じゃない」という現実的な揺れの部分なんだろうなと思いました。産みたい気持ちと産めない事情が同時に存在するように、続けたい仕事と離れたい気持ちが同居するように、人生の相談って本音と理屈が噛み合わない瞬間にこそ出てきます。この物語は、その“噛み合わなさ”を否定せずに受け止めてくれる感じがあるんです。 もうひとつ大きいのは、「繋がりは理由があって切れるんじゃなくて、心が離れたときに静かに途切れる」という指摘。これって実際の人間関係にもそのまま当てはまると思っていて、理由探しよりも、今の自分が修復に向けて動く気持ちを持てているかのほうがよっぽど大事なんですよね。物語の中では過去と現在が思わぬ形で交差しながら、その“関わろうとする気持ち”が誰かを支えたり、救ったりしていきます。 大げさに人生を変える本ではないですが、「自分の迷いは間違っていない」と静かに背中を押してくれる一冊です。特に、誰かの相談に答える立場にいるけれど、自分だって迷いながら生きている人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。
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