
女と男 なぜわかりあえないのか (文春新書)
橘 玲
文藝春秋 / 2020-06-19
累計読者数18
平均ハイライト数 26.4件/人
推定読了時間 約3時間41分
star総合評価 73/100
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この本について
男女のことで「なんでこうなるんだろう」と考え続けて、気づけば同じ場所をぐるぐる回っている感じ、僕もずっとあります。相手の反応に振り回されてしまったり、自分の感じ方が「普通なのかどうか」さえわからなくなる瞬間ってけっこうありますよね。 橘玲さんの『女と男 なぜわかりあえないのか』は、そのモヤモヤをスッキリさせるというより、「こういう背景があるなら、そりゃすれ違うよな…」と腑に落ちる視点をくれる本でした。たとえば、男女が感じる“欲望の方向”が根本的に違う理由や、温かい飲み物や柔らかいソファが交渉の態度に影響してしまう脳の仕組み。さらには、友情や恋愛が思うようにいかないときの説明になってしまうような進化論的な“設計”の話まで、意外と日常の出来事に直結しているところが多いんですよね。 読んでいて少し怖くなる部分もあるんですが、そのぶん「自分が悪い」「あの人が変だ」と単純化せずにすむ余白が生まれます。依存や嫉妬や恋愛の熱が数カ月で変質していく理由まで含めて、人間の行動を“仕組みから見る”ことで、いま感じている違和感の位置がわかりやすくなる感覚がありました。 男女のことで悩みやすい人よりも、「なぜこういう感情が生まれるのかを冷静に理解したい人」に刺さる本だと思います。僕自身、読んだあとしばらく、目の前の出来事の見え方が変わりました。
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出版社による紹介
ベストセラー『言ってはいけいない』の著者が、男女のタブーに斬りこむ! 「週刊文春」の人気連載「臆病者のための楽しい人生100年計画」を新書化。 「女と男」は人類の最大の関心事ともいえる。この永遠のテーマが最新のサイエンスによって解明されつつある。野心的なタブーの挑戦のなかから、意外かつ誰でも楽しんで読める最前線の研究を紹介。果たして女と男の戦略のちがいとは……。 【本書の内容より】 ●「美女はいじわる」は本当だった!? ●男は52秒にいちど性的なことを考える ●女は純愛、男は乱婚? ●女の8割は「感情的な浮気」に傷つく ●男のテストステロン・レベルは女の100倍 ●女は合理的にリスクをとる ●父親の10人に1人は知らずに他人の子を育てている ●女は身体が感じても脳は感じない ●男は「競争する性」、女は「選択する性」
読んだ内容を、もう忘れない。
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