
最高の教師がマンガで教える勝利のメンタル
原田 隆史, 今江 大輝, and 北田 瀧
日経BPマーケティング / 2020-05
この本について
仕事でも部活でも、人が集まる場にいると「なんで今日はこんなに空気がバラけるんだろう」「自分の声かけはこれでいいのか」と迷うことがあります。自分が厳しくしすぎたのか、逆に優しすぎたのか、そもそも何を整えればいいのか分からないまま、その日その場をやり過ごしてしまう感じです。 この本は、そういう“場の空気の扱い方”に悩む人にとって、ちょっと視界が開ける一冊でした。特に印象的なのは、父性・母性・子供性という3つの役割を意識するだけで、チームの状態を見る目が変わるところ。今は厳しさか、支える優しさか、単にほぐす楽しさか。その切り替えができるだけで、相手との関係が無理なく動き出します。また、ストロークの考え方も実用的で、元気がない人にどう声をかけるかだけでなく、自分が疲れているときに「もらいにいく」という発想が救いになります。さらに、結果が出ないときに他人ではなく自分に矢印を向ける主体変容の考え方は、日常にもそのまま持ち込めて、行動が少し整う感覚がありました。 チームを率いている人だけでなく、「場の空気に振り回されやすい自分を変えたい人」に刺さると思います。自分の機嫌や集中を整える準備の仕方、平常心の作り方など、精神論ではなく“再現できるやり方”として説明されているので、読んだあとに何を試せばいいかがはっきりします。自分を立て直す方法を探しているときに読んでよかった一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
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