
GAFAの決算書 超エリート企業の利益構造とビジネスモデルがつかめる
齋藤浩史
この本について
仕事で数字を扱う場面が増えるほど、「結局この事業ってどこで儲けてるの?」とか「決算書を読んでも実態がつかめない…」みたいなモヤモヤが積み上がっていきますよね。僕も似たような感覚があって、特に大企業のビジネスモデルになると、耳ざわりのいい言葉だけが先に来て、実態が霧の中に感じていました。 この本が助かったのは、その霧がゆっくり晴れていく感覚があったことです。例えば、Amazonの“Others”の正体が広告で、しかも利益率の高い柱に育ちつつある話や、直販型とマーケットプレイス型のECがそれぞれ何を頼りに成長しているのかが、具体的な数字と一緒に語られていきます。従業員数が4年で4倍になるほどの急拡大の裏で、どんな経営判断が必要になるのか。上場すると何が変わるのか。こういう「表には出にくい動き」が、決算書という地味な資料を通してじわっと見えてくるのが面白かったです。 読んでいると、GAFAだから特別というより、「需要が伸びる領域で、どの感情を満たしにいくか」の勝負なんだなと腑に落ちます。知りたい、美しいものを持ちたい、繋がりたい、手に入れたい。こうした人の欲求にどう向き合うかを考えると、自分の仕事のどこを伸ばせばいいかも少しだけ見えてきます。 自分のプロダクトや事業を、もっと現実的な目線で見直したい人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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