
成功者がしている100の習慣
ナイジェル・カンバーランド and 児島 修
ダイヤモンド社 / 2020-09-09
この本について
仕事でも人間関係でも、「同じところでつまずいている気がする」「結局、何ができれば前に進めるんだろう」とぐるぐる考えてしまう日があります。頑張っているつもりでも、現実に流されてしまう感じがして、気づけば小さな不満を抱えたまま一日が終わる。自分でも理由がつかみにくい、このじわっとした停滞感、けっこう共通の悩みなんじゃないかと思っています。 『成功者がしている100の習慣』は、いわゆる“成功”を大きく語るというより、日々の視点のズレを少しずつ直してくれる本でした。たとえば、他人への共感を「受け身では生まれない」と断言していて、相手を知ろうとする姿勢を具体的に書いているところは、対人の行き詰まりを抱えている人にはかなり効きます。また、過去の出来事を必要以上に悪く覚えてしまうクセをほぐしてくれる内容が多く、自分の行動パターンを見直したいときに助けになります。さらに、わからないことを素直に尋ねる姿勢や、古い知識にしがみつかず学び続ける態度など、「できたらいいのは分かってるけど、実際は難しい」部分を現実的に扱ってくれるのもありがたいところです。 大きな夢を追うというより、「日常のクセをほんの少し修正したい」「人との関係で無駄に疲れたくない」という人に刺さる本だと思います。私自身も、この本で書かれていた“見逃していることはないかを問い直す習慣”に何度も救われました。停滞している理由をがんばってひねり出すより、こういう小さな視点の調整から始めるほうが、案外前に進めたりします。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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