
破戒のススメ
堀江貴文
実務教育出版 / 2021-09-22
この本について
お金の不安とか、未来のことを考えすぎて動けなくなる瞬間ってありますよね。やりたいことはあるのに、「貯金が増えてから」「リスクが減ってから」と言い訳してしまう。僕自身もそうで、気づいたら一年くらい同じ場所で足踏みしていたりします。 『破戒のススメ』が効いたのは、無鉄砲になれと言っているようでいて、実は「思い込みで自分を縛らないための視点」を渡してくれるところでした。たとえば、お金を貯めているつもりでただ機会を逃しているだけじゃないか、とか。未来を慎重に読みすぎてもその通りになる保証はなく、むしろ想定外の変化の方が多いんじゃないか、とか。ぼんやり抱えていた不安をいったん棚に置いて、「じゃあ何をやりたいんだっけ」と立ち返るきっかけになりました。 さらに、この本は「お金の正体」に対する考え方が少し軽くなるのがいいところです。経験に使ったお金は取り戻せないからこそ価値があるという話や、今を楽しむためのお金はそんなに大きな額じゃなくても十分だという指摘は、肩に入っていた力が抜ける感覚がありました。節約や安全策ばかりを優先して、結局“面白いことを探すアンテナ”を失っていないかを問い直される感じです。 将来の不安に足をすくわれている人ほど、静かに刺さると思います。動きたいのに止まってしまう自分に、少しでも「そうか、そこまで怖がらなくていいのかも」と思えれば十分で、その一歩を後押ししてくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの41%が集中しています。
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