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スマホ脳(新潮新書) (『スマホ脳』シリーズ)

スマホ脳(新潮新書) (『スマホ脳』シリーズ)

アンデシュ・ハンセン and 久山葉子

新潮社 / 2020-11-18

累計読者数297
平均ハイライト数 27.3件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 76/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

最近、「気づいたらスマホを触っていて、夜になると頭がガス欠みたいに働かない」という声をよく聞きます。自分でも、たいして重要でもない通知に反応してしまい、そのたびに集中が途切れて仕事に戻るのに妙に時間がかかることがあります。怠けているわけじゃないのに、脳がずっと落ち着かない感じ。正体がわからないまま過ごしてしまう人、多いと思います。 『スマホ脳』を読んで納得したのは、これは意志の弱さではなく、そもそも人間の脳が今の世界に最適化されていないという視点でした。扁桃体が常に警報を鳴らし続けたり、切り替えの遅い脳が通知によって細切れにされていたり、気づかないうちにストレス状態のまま長時間過ごしている構造が具体的に書かれています。スマホが悪者というより、「時間」を奪われることで運動や睡眠が削られ、気分の落ち込みにつながるという指摘に、個人的にはかなり腑に落ちました。写真を撮ると記憶が残らないとか、手書きのほうが理解が深まるといった話も、日常の小さな違和感を説明してくれる感じがあります。 劇的に生活が変わるというタイプの本ではないですが、「なんでこんなに疲れるんだろう」とずっと思っている人には、原因を言語化してくれる一冊です。今の状態をいったん俯瞰したい人に静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。
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