
Third thinking 最先端の脳科学・心理学研究が証明した“最強の思考法”
影山徹哉
累計読者数3
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star総合評価 57/100
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この本について
仕事の判断で迷う時って、「もっと考えれば正解に近づくはずだ」と思い込んで、逆に頭が固まることありませんか。僕も複雑な案件ほど、情報を集めて精査しようとするんですが、気づけば堂々巡りで、疲れる割に結論が出ないことがよくあります。 この本を読んで腑に落ちたのは、「考え続けること」より「考えを寝かせること」のほうが、むしろ判断を良くする局面があるという事実でした。無意識思考って聞くとスピリチュアルに感じるかもしれませんが、ここで語られているのは、目的を明確にした上で一度手を離すと、脳がバックグラウンドで処理を進めてくれるという科学的な話です。しかも、難しいことをやらずに、あえて簡単な作業を挟むほうが効果が出るという実験結果まで載っています。 特に響いたのは、人の評価や複雑な選択ほど「じっくり考えたほうが正しい」と思われがちなのに、実は直観と大差ないか、無意識思考のほうが正確なことすらあるという点でした。意識の処理容量には限界があって、情報が多すぎると逆にバイアスが強まる。だからこそ、意図的に“起動時間”をつくるという発想が効いてくるんだと思います。 選択肢が多すぎて決められない人、考えすぎて余計わからなくなる人、あるいは上に立つほど直観の扱い方に悩んでいる人には、静かに刺さる内容だと思います。
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