
「思考軸」をつくれ ― あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由
出口治明
累計読者数31
平均ハイライト数 23.1件/人
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 15%
この本について
仕事で判断を迫られたとき、考え込んでも答えが出ないまま時間だけがすぎていくこと、ありますよね。慎重であろうとするほど、逆に自分の欲や不安が入り込んで、余計に迷いが深くなるあの感じ。僕もずっと「もっとよく考えないと」と自分を追い込むタイプでした。 この本が面白いのは、「深く考える=正解に近づく」とは限らない、という前提からスタートしているところです。抜粋にもあるように、思いきって仮決めして動いてしまう方が精度が上がる場面は意外と多いし、判断の元になる“前提”を自分の中にどれだけ持てているかでスピードも迷いも変わってきます。そしてその前提は、歴史や他国に視点を広げることでいくらでも補強できる。いまの枠組みだけで答えを出そうとしない考え方が、読んでいて妙に腑に落ちました。 もうひとつ、個人的に刺さったのは「自分を開く」姿勢の話です。長年の思考パターンを手放して新しい軸を作るのは、想像以上にしんどい。でも、閉じたままだと同じ迷路に戻ってしまう。著者が言う「まずは開く」という小さな一歩は、実務の場面でも意外なほど効きました。 瞬時の判断に苦手意識がある人や、考えても考えても決めきれないまま日々が過ぎていく人には、かなり刺さるはずです。
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