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野村メモ

野村メモ

野村克也

日本実業出版社 / 2018-12-20

累計読者数3
平均ハイライト数 28.7件/人
推定読了時間 約3時間2分
star総合評価 66/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 36%

この本について

仕事が立て込んでくると、考える時間がどんどん削られて「結局、今日も流されただけだったな…」みたいな日が続くことがあります。準備も振り返りも大事なのは分かっているのに、気づけば後回し。自分の判断が浅くなっている気もするし、どこでつまずいているのかも見えなくなる。そんなモヤモヤを抱えている時に、『野村メモ』の言葉はかなり効きます。 この本が教えてくれるのは、特別な才能とか劇的な工夫よりも、「情報をためて、考えて、また試す」という地味な循環の強さです。たとえば、ミーティングの話をメモして後で読み返すだけで、同じミスが減る。好不調の理由を書き残しておけば、不調の出口を自分で見つけやすくなる。三ヶ月やって成果が出なくても、四ヶ月目から効きはじめることもある。こういう“時間を味方につける考え方”は、焦って空回りしがちな時ほど染みます。 さらに、野村さんが繰り返し語っているのは、過去のメモを絶対視しない姿勢です。積み上げたデータは参考でしかなく、「進化しているのは自分だけではない」という前提で目の前の状況を更新し続ける。その柔らかさを持てると、準備や反省が単なる義務ではなく、自分の判断力を育てる作業として捉えられるようになっていきます。 地道なことを続けたいのに折れやすい人、自分の成長の軸をつかみ切れずにいる人には特に刺さると思います。大げさな成功論ではなく、「明日ひとつ、観察することが増える」ような小さな変化を積み上げたい時に手元に置きたくなる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「野村ノート」の原点がここにある。 知将・野村克也は大の「メモ魔」だった! 試合前のミーティングでも使用されていた野村野球の兵法をまとめたノートがある。そのノートをもとに書籍化して大ヒット作となった『野村ノート』。実は、そのノートは選手・監督として50年にわたる球界生活で使用されてきた「伝説のメモ」がもとになっていた。 「メモをつけよ。メモすることがクセになると『感じる』こともクセになる」と言う著者が明かす、日々のちょっとした「気づき」を確実に「実行」することに昇華させるメモの技術。 著者は、次のように話している。 --------- 私は何の才能もない男だったが「弱者が強者を倒すためには何をすべきか」を常に考えてきたおかげで、プロの世界で大成することができた。才能で劣る人間が強い人間を倒すためには、データを蓄積、活用し、相手の心理を揺さぶるような駆け引きをしていく必要がある。 それを可能にしてきたのが「メモ」である。「メモ」なくして私の人生を語ることはできない。自分の人生を切り開いていく上で「メモ」することがいかに大切で、欠かせないことであるのか。 --------- 「メモは連想を呼び、想像(創造)力を刺激する」……稀代の名将がはじめて語る、野村流メモの極意。
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