
日本国史の源流 縄文精神とやまとごころ (扶桑社BOOKS)
田中 英道
扶桑社 / 2020-09-20
累計読者数5
平均ハイライト数 6.8件/人
推定読了時間 約2時間42分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
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この本について
自分が生まれ育ったこの土地の価値って、本当はどこにあるんだろう…と、ふと立ち止まる瞬間がありませんか。学校で習った知識とも、ニュースで流れるイメージとも、どうも腑に落ちない。歴史の外側に置かれたような感覚がずっと残る。その違和感に向き合いたいとき、この本は静かに効いてきます。 まず、縄文土器が“世界最古級の化学的発明”だったという視点は、日本の文化が「遅れていた」という思い込みをほぐしてくれます。さらに、弥勒菩薩像をめぐるヤスパースの解釈は、文字ではなく“形”で思想を語ってきた日本の特性を、外部の目から気づかせてくれるものでした。そして、イザナギ・イザナミの物語を通じて、男女関係や社会構造の変化を読み解くあたりは、神話がただの物語ではなく、生活のリアルな感覚と結びついていたことを実感させてくれます。 自分が何者なのかを、過剰に誇るでも卑下するでもなく、少し落ち着いて見直したい人に刺さる一冊です。日本の歴史を“知識”ではなく、“身体感覚に近いもの”として捉え直したいときに置いておきたい本でした。
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出版社による紹介
日本国は、どのようにしてつくられたのか? 日本人は、何をよりどころにしてきたのか? 「縄文精神」と「やまとごころ」の2つのキーワードから日本国史の本質を読み解く。
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