
なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方 新装版
ディスカヴァー・コミュニケーション・ラボラトリー
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2020-10-23
この本について
会話のあとに「なんかうまく伝わらなかったな…」と落ち込むこと、けっこうあります。こちらは丁寧に話したつもりなのに、相手の反応がズレていたり、気づけば自分ばかり「わたし、わたし」と主語が大きくなっていたり。正しさを伝えようとした瞬間に、相手が急に距離を置いたように感じることもあります。自分では普通に接しているつもりなのに、どこで相手を脅かしているのか、自分でもよくわからないままモヤモヤが残るんですよね。 この本は、そのモヤモヤを「技術」でほどいてくれるタイプの一冊でした。とくに刺さったのは、伝わったものがすべてという考え方と、会話では正しさよりも相手の気持ちのほうが優先されるという指摘です。どれだけ自分の中で筋道が通っていても、相手に届いていなければ意味がない。これは厳しいようで、むしろ救いでもあって、伝え方を変えれば関係が変わる余地があるということでもあります。また、相手と協調したいなら「同じ場所を見る」ことを意識するだけで、会話の空気が少しやわらぐのを実感しました。誉め言葉の上下関係や、「どうせ」といった癖の強い言い回しが相手を遠ざける理由も、具体的に説明されていて納得度が高いです。 自分のコミュニケーションが「ちょっとズレる」と感じている人ほど刺さると思います。人付き合いを根本から変えるというより、日常の小さな行き違いを回避するための視点をくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの49%が集中しています。
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