
ブラック霞が関(新潮新書)
千正康裕
累計読者数8
平均ハイライト数 23件/人
推定読了時間 約4時間48分
star総合評価 66/100
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この本について
仕事でもニュースでも、「なんでこんなに非効率なんだろう」と感じる場面ってありますよね。仕組みが複雑で、誰が何を決めて動いているのか見えないまま、現場だけが右往左往しているように見えるあの感じ。自分の働き方に重ねてしまう人も多いと思います。僕もそうで、この本を読んでようやく点がつながったところがいくつもありました。 特に刺さったのは、国会の日程がギリギリまで決まらないことで、官僚の仕事が雪崩のように積み上がっていく構造が「政治の駆け引き」そのものから生まれているという話。個人の努力の問題じゃなく、最初から詰むような設計になっているんだとわかると、ニュースで見るドタバタの裏にある現場の苦しさが少しリアルに見えてきます。また、官僚が情報を出せない理由や、必要以上に忙しくなる省庁の歴史的経緯など、表からは見えない“詰まりポイント”が丁寧に解像されているのも大きかったです。仕事が「何に効いているのか見えにくい」感覚や、若手ほど育つ機会が奪われている状況も、自分の職場に思い当たるところがありました。 この本は、霞が関を擁護するでも批判するでもなく、「なぜこうなるのか」を地道に見せてくれる一冊です。組織の生産性や働き方にモヤモヤを抱えている人なら、行政の話としてだけでなく、自分の現場の課題を考えるヒントとしても読めるはずです。 こんな人に刺さると思います。「構造のせいで現場が苦しくなる」という状況に心当たりがある人。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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出版社による紹介
ブラック労働が官僚を追い詰める。霞が関崩壊を防ぐための具体策を元厚労省キャリアが提言。
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