
はじめての経営組織論 (有斐閣ストゥディア)
高尾義明
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推定読了時間 約5時間14分
star総合評価 77/100
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この本について
仕事で「なんでこんなに話が噛み合わないんだろう」とか、「組織の目的ってどこにあるんだっけ」と立ち止まること、けっこうありますよね。仕組みは動いているはずなのに、個人の思惑や現場の判断がバラついて、全体の活動にどうつながっているのか見えなくなる時期があると思います。僕もそこでよく迷って、この本に助けられました。 『はじめての経営組織論』は、組織を「人の集まり」ではなく「目的に沿って調整された活動のシステム」として見直すところから始まります。読んでいて刺さったのは、組織の目的と個人の目的がそもそも一致していない前提で、どう交換関係をつくるかという視点でした。アルバイトの学生が会社の大義より「旅行資金」を気にする例なんて、現場のリアルそのままです。また、目的―手段の連鎖を丁寧にたどることで、具体的な行動を特定していくプロセスも、日々の「結局何をすればいいのか」のモヤモヤをほどいてくれます。さらに、下位目的同士が独立していないからこそ調整が必要になるという説明は、部署間の衝突の背景が腑に落ちました。 組織に対して「なぜこう動くのか」「自分の役割はどこにつながるのか」と疑問が消えない人に向いています。組織論を大げさに語るというより、今目の前の仕事の捉え方を少し変えてくれる一冊でした。
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出版社による紹介
組織とは何でしょうか。何によって組織は成り立ち、存続していくために何を必要としているのでしょうか。組織の経営は、私たちの生活を大きく左右します。現代における重要な社会システムの1つである組織を、学術的な知識の体系を踏まえ、その本質から考えます。
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