
組織論の名著30 (ちくま新書)
高尾義明
筑摩書房 / 20241209
累計読者数3
平均ハイライト数 17.7件/人
star総合評価 55/100
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この本について
マネジメントの話になると、どうしても「理想論」と「現場のリアル」のあいだで迷子になります。事業部制にしろ分業にしろ、言葉は知っているのに、実際に自分のチームにどう関係するのかがつかみにくい……。僕自身、組織がなぜ今こんな動きをしているのか説明できずにモヤモヤすることが多かったです。 この本が助かったのは、組織を「完成形」として語らず、歴史の積み重ねや試行錯誤の結果として描いてくれるところでした。ドラッカーが評価した独立性と一体性のバランスや、科学的管理法が生んだ動機づけ問題、さらにセルズニックが示した制度化の話など、どれも「現場で起きる理由」を腹落ちさせてくれる視点ばかりです。また、環境に適応するためにどう学習するのか、どこに注意を払い、どう探索するかといった組織学習の考え方は、チームの混乱に向き合うときの拠り所になりました。 特に、今の組織が抱えるクセや限界を「誰のせいでもなく、こういう構造だから」と理解したい人には静かに刺さると思います。決めつけを避けつつも、日々の判断やチーム設計を少しずつ変えていけるヒントが詰まっています。
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出版社による紹介
マネジメント、組織デザイン、組織変革、リーダーシップ、意思決定、女性活躍、動機づけ、イノベーション……
課題解決のヒントは、名著にある
近代組織論の古典から近年の著作まで幅広くセレクト。
組織に悩み、組織に生きるすべての人のための最良のガイド
私たち人間は、組織をつくることで繁栄を遂げてきた。20世紀に興隆する組織論は、企業組織のあり方の探究などきわめて実務的な面をもちつつも、他方で集団を形成し協働するという人間本性に根ざした学際的な学問だ。本書では、バーナード『経営者の役割』やウェーバー『支配について』といった近代組織の基底をなす議論から、リーダーシップ論、組織文化論、組織学習論、意思決定理論、さらにはオライリー&タッシュマン『両利きの経営』といった近年の著作まで国内外の名著30冊を精選。組織に生きるすべての人に向けられた最良のガイド。
目次
はじめに
第1章 組織論の古典
第2章 近代と組織
第3章 合理的システムとしての組織
第4章 創発的システムとしての組織
第5章 組織におけるプロセスと人
第6章 現実への適用
第7章 組織の変革とイノベーション
あとがき
読んだ内容を、もう忘れない。
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