
10の「感染症」からよむ世界史 (日経ビジネス人文庫)
造事務所、脇村孝平
累計読者数4
平均ハイライト数 3.5件/人
推定読了時間 約6時間1分
star総合評価 42/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 36%
この本について
最近、ニュースで感染症の話題を見ても、背景がつかめなくて「結局これは昔と何が違うんだろう…」とぼんやり不安になることが多いです。知識として覚えたいわけじゃなくて、自分の生活や判断にどうつながるのかを知りたいだけなのに、専門書だと急に距離ができてしまう、あの感じです。 この本は、まさにその“距離”をほどいてくれました。読者の方が保存していた部分もそうですが、人類がウイルスを取り込みながら身体を進化させてきた話や、スペイン風邪という名前がついてしまった経緯、あるいはナイチンゲールやゼンメルヴァイスのように「清潔」というごく当たり前の行動が社会を変えた事例など、歴史が意外なほど今の判断に直結するんだと気づかされます。抽象的な「歴史は繰り返す」ではなく、「なぜ名前がこうなったのか」「なぜ対策が遅れたのか」「なぜ効果が出なかったのか」といった、人間の行動や思い込みがそのまま今の時代にも重なって見えるところが効きます。 特に、検疫の有無で国ごとに伝わり方が違ったり、過去の医学界で当たり前とされていた考え方が後世で覆されたりする部分を読むと、自分がいま抱えているモヤモヤも「時代の文脈ありきなんだな」と少し肩の力が抜けます。感染症を題材にしているけれど、読後に残るのは“社会を見る視点の柔らかさ”に近いものです。 日々の情報に疲れやすいけど、判断の軸だけは持っていたい人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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出版社による紹介
人類はいかに感染症と闘い、いかに乗り越えてきたか? ペスト、天然痘、スペイン風邪、梅毒等、感染症との戦いから歴史を読む。
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