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知ってるつもり 無知の科学 (ハヤカワ文庫NF)

知ってるつもり 無知の科学 (ハヤカワ文庫NF)

スティーブン スローマン, フィリップ ファーンバック, and 土方 奈美

早川書房 / 2021-09-02

累計読者数100
平均ハイライト数 31.4件/人
推定読了時間 約4時間20分
star総合評価 79/100
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check_circle推定完走率 42%

この本について

最近、とくに情報に触れる時間が増えたせいか、「自分は本当に理解しているのか…?」と不安になる瞬間が増えました。ニュースでも仕事でも、気づけば“わかったつもり”で判断してしまう。でも、いざ説明しようとすると途端に言葉が出てこない。あの居心地の悪さを放置していいのかと悩んでいました。 『知ってるつもり 無知の科学』は、そのモヤモヤを無理に解消するというより、「そもそも人は細部まで理解できない生き物だ」という前提を丁寧に示してくれます。私が効いたと感じたのは、まず“理解の錯覚”が起こる具体的な場面を描いてくれるところ。自分が説明できない理由が怠慢ではなく、脳の仕組みに根があると知るだけで、思考の姿勢が少し変わりました。さらに、人は一人の頭の中ではなく“コミュニティ全体”で知性を維持しているという視点が加わることで、必要以上に自分だけで抱え込まなくていいのだと楽になります。判断を誤るのは能力不足ではなく、アクセスしている知識の範囲で考えているだけ、という指摘も日常にすぐ使えました。 自分の理解力に不安がある人より、むしろ「理解できていると思い込みがちな人」にこそ静かに刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自転車や水洗トイレの仕組みを説明できると思いこむ。ネットで検索しただけでわかった気になりがち。人はなぜ自らの理解を過大評価してしまうのか? 認知科学者のコンビが行動経済学やAI研究などの知識を結集し、「知ってるつもり」の正体と知性の本質を明かす
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