
麺の科学 粉が生み出す豊かな食感・香り・うまみ (ブルーバックス)
山田昌治
講談社 / 2019-07-20
累計読者数4
平均ハイライト数 43件/人
推定読了時間 約4時間46分
star総合評価 67/100
start序盤集中型
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この本について
料理していて、「なんで今日は麺がやけにボソっとするんだろう」とか、「同じ麺つゆなのに店のほうが断然うまいのはなんで?」みたいな、小さくて説明しづらい違和感ってありませんか。自分もずっと感覚でごまかしてきたんですが、この本を読むと、その“なぜ”にかなり手触りが出てきます。 例えば、乾燥昆布や干しシイタケを市販の麺つゆに放り込んでおくだけで風味が跳ねる理由とか、脂が乳化するとスープが急に滑らかになる仕組みとか、電子レンジで麺が不思議な硬さになる正体とか。ふだん台所で起きていることを、難しい理科ではなく「こういうことだったのか」と日常目線で理解できるのがありがたいです。ナポリタンがなぜ日本独自の進化をしたのか、タピオカを混ぜると透明でモチっとした麺になるのか、といった文化寄りの話もあって、読むほどに“麺を見る目”がちょっと変わります。 料理をもっと上手くしたいというより、「腑に落ちない違和感の正体を知りたい人」に向いている本だと思います。自分みたいに、味の違いをなんとなく感じているけれど言語化できていなかった人には、とても心地よい読書でした。
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出版社による紹介
うどん、蕎麦、ラーメン、パスタ、素麺、ライスヌードル―あらゆる麺の秘密を科学する。麺の材料になる粉の成分と、製造工程で起こる変化や、麺の形、そしてゆで方、炒め方、ソースやつゆの絡み方など、おいしさを左右する、さまざまな要因が―。何が食感をよくし、何が香りや風味の素となるのか。くわえて、さまざまな実験を通して明らかになる、麺をよりおいしく食べるコツの数々を教えます!
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