ヨムナビ
疑似科学入門 (岩波新書)

疑似科学入門 (岩波新書)

池内 了

岩波書店 / 200804

累計読者数4
平均ハイライト数 49件/人
star総合評価 68/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

最近、人と話していて「なんでこんなに話が噛み合わないんだろう」とか、「自分の感じている“違和感”の正体がわからない」みたいなモヤモヤが増えていませんか。相手が非合理なことを言っているように見える瞬間ってありますが、じゃあ自分はどれだけ合理的に世界を見られているのかというと、そこもけっこう怪しいものだなと感じます。 『疑似科学入門』は、そういう日常の行き違いを「人間の認知ってこういうクセがあるよね」という視点で説明してくれる本でした。たとえば、二つの出来事が続いただけで因果関係を見た気になってしまう癖とか、自分の中のイメージに合わせて無意識に情報を書き換えてしまう認知の保守性とか。個人的には「知覚の恒常性」の話が刺さって、そもそも“物理的に正しい知覚をしていない”という前提に立つだけで、人との衝突に感じ方が変わりました。 もう一つ、この本が役に立つのは「科学的に結論が出ない領域」をどう扱うかの距離感を教えてくれるところです。電磁波や環境問題みたいに、複雑すぎて白黒つけられないテーマこそ、疑似科学に寄りやすい。その曖昧さを怖がらずに持ち続ける姿勢が、仕事でも私生活でも効くなと思いました。 自分の思い込みや不安に振り回されがちな人、情報に触れるたびに疲れてしまう人には、とくに向いている一冊です。自分の“ものの見え方”を整えるメガネをもう一本手に入れる感覚に近いかもしれません。

analytics

読書インサイト

ハイライト密度

開始終了

多くの読者は3に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。

読書の順序

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要