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小3までに育てたい算数脳

小3までに育てたい算数脳

高濱正伸

エッセンシャル出版社 / 2005-07

累計読者数3
平均ハイライト数 5.3件/人
推定読了時間 約4時間38分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 33%

この本について

子どもの勉強を見ていると、「なんで昨日できたことを今日また忘れるんだろう」とか、「文章題になると一気に固まるんだよな…」みたいな小さな不安が積み重なることってありませんか。僕自身、つい“教えたはずなのに”と焦ってしまうタイプなので、このモヤモヤはよく分かります。 この本が面白いのは、算数の話をしているようで、実は「学びの土台ってどこで作られるのか」を丁寧に教えてくれるところです。たとえば、文章題が苦手な理由が“精読できていないだけ”と指摘されると、こちら側の構え方も変わります。叱り方についても「厳しく・短く・後を引かず」というシンプルな軸があって、感情論ではなく、子どもの主体性を育てるための現実的な姿勢が語られます。そして何より印象に残ったのは、小3までに身につく空間認識力や試行錯誤の習慣が、その後の算数の理解だけでなく「知らないことにどう向き合うか」に直結するという視点でした。 僕もよく「つい許した方が平和だよね」と甘くなりがちですが、この本を読むと、見逃すことの積み重ねが後で子どもを苦しめることもあると腑に落ちます。逆に、忘れる・失敗するという当たり前のプロセスにこちらが構え直すだけで、子どもは驚くほど伸びるんですよね。 子どもの勉強に“どう関わればいいか”の軸がほしい親御さんには特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

9歳、10歳ぐらいまでに、ものを考える力、感じる力、 つまり脳の「ソフトウェア」はできあがってしまう、という話はすでに知られているところです。 物事をとことん詰めて考える力、俯瞰に見る力、読解力など総称する「算数脳」も、 実はそのくらいまでの学習方法、子育て方法、遊びによって培われ、小3までの間に形成されてしまうのです。 「ウチの子は百ます計算がとても得意。だから算数は大丈夫なはず」。いいえ、違います。 「算数なんてできなくたって、別に生きていく上でなんの支障もないじゃない」。いいえ、これも違います。 百ますは確かに大切です。しかしこれは基本中の基本であって、難しい文章題を解いたり、図形問題をパッと解ける能力を身につけたことにはなりません。 また、算数脳を身につけ、どんな問題にも応用できるようになるということは、それだけ子どもの人生の選択肢が増えるということなのです。 この本は、5万組以上の親子を見てきた「花まる学習会」代表、高濱正伸先生の本です。 高濱先生は「算数オリンピック」の解説委員もつとめている、「算数のカリスマ」でもある方です。 親として、子どもにどんなしつけをすればよいか、どんな遊びをすればよいか、 どのようにして子どもの勉強に付き合ってあげればよいか、また、どんな言葉を「言ってはいけない」のか、 高濱先生が実際に子どもと接して、自信をもって感じていることを1冊の本にまとめました。 読んでいて、思わずドキッとさせられることもあると思います。 しかし、ぜひ現在子育て中のみなさまには読んでいただきたいと思っています。 算数脳は、わが子が豊かな人生を送るための基礎となるものなのです。
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