
小学生の全教科の成績がアップ! 国語の力は親で決まる
高濱正伸
この本について
子どもの勉強って、結局どこから手をつければいいのか分からないまま、気づけば「今日も会話らしい会話をしてないな…」みたいな日が続きがちですよね。うちも同じで、親がどれだけ口で説明しても響かない感じにモヤモヤしていました。 この本を読んで少し視点が変わったのは、国語力って“机に向かわせる前”のところで大きく差がつく、という現実でした。親が本を読む姿を見せるだけで子どもの読書欲が自然と育つ話や、経験と言葉を往復させる日々の小さな会話こそ国語の土台になるという指摘は、肩に余計な力が入っていた自分にはかなり効きました。たとえば「今日は気持ち悪いからやりたくない」という場面で、全部免除するか、最低ラインだけ残すか。その一回の対応が“積み上げ癖”の有無につながるという話も、妙に腹に落ちます。 同時に、この本は親を追い詰めるタイプではなく、現実的な線を示してくれるのもありがたいです。家庭の会話量が減りやすい共働きでも、寝る前に一日の出来事を聞き合うだけで十分な訓練になるとか、答えを言わず「なんて言うんだっけ?」と問い返すだけで思考力が育つとか、日常の延長でできる工夫が多い。完璧じゃなくていいけど、意図だけは捨てない、という感じです。 子どもの勉強を「管理」するより、「育つ環境を整えたい」と思っている人には特に刺さる一冊だと思います。学校の国語よりも、家庭の言葉がその子の一生を形づくる。その事実を重く受け止めつつも、明日からやれることがちゃんと見えてくる本でした。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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