
小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」
中根 克明
すばる舎 / 2016-12
この本について
子どもの勉強って、親がどこまで関わるべきなのか、本当に迷いますよね。つい「もっとできるはず」と思って声をかけ過ぎたり、逆に任せすぎて不安になったり…。特に低学年は、勉強と生活習慣と気持ちのケアが全部つながっている感じがあって、「これでいいのかな」と揺れやすい時期だと思います。 この本は、いわゆる“頑張らせ方”ではなく、子どもが自然と前向きになる環境づくりに視点を戻してくれます。たとえば、寝る前のたった一言が子どもの成長を後押しすること。漢字練習のように学校で補えない部分は、家でどう無理なく積み上げるか。読書も、ただ「読みなさい」と言うのではなく、親子で交互に読むなど、子ども自身がやりたくなる仕掛けに変えること。どれも現実の生活にそのまま持ち込めるやり方ばかりで、読んでいて「これなら続けられそう」と肩の力が抜けました。 もうひとつ大きかったのは、“比較の世界”から子どもを守る視点です。テストの点数に一喜一憂しない、ダメなところばかりに反応しない。明るく褒められたときにこそ頭が働く、という当たり前のことを、日常の場面でどう実践するかが丁寧に書かれています。結局、勉強も読書も、自分からやりたいと思える温度に保つことが一番なんだなと改めて感じました。 「子どもの勉強を整えたいけど、叱る方向には進みたくない」という人には特に刺さる一冊です。私自身、完璧にできているわけではないですが、迷ったときに立ち戻れる“現実的なヒント集”として手元に置いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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