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未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる (文春文庫)

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる (文春文庫)

ちきりん

文藝春秋 / 201306

累計読者数48
平均ハイライト数 21.7件/人
star総合評価 72/100
trending_up後半加速型
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この本について

「このまま65歳まで働き続けるって、本当に現実的なんだろうか…」そんなモヤモヤを抱えたまま、日々の仕事をこなしている人は多いと思います。やりたいことがあるわけじゃないけれど、このペースで何十年も走り切れる気がしない。休みを挟みながら働くなんて特別な人だけができることだと思っていた。そんな気持ちに、この本は静かに風穴を開けてくれます。 読んでいて一番刺さったのは、働き続ける人生と、ある段階で別の生き方に切り替える人生、どちらも普通に存在するという視点でした。欧米では、数年働いてしばらく休み、また別の働き方を選ぶ人が珍しくない話など、聞けば当たり前なのに日本ではあまり考えたことのなかった柔らかい選択肢が提示されます。また、「早期引退は収入より支出で決まる」という指摘も、現実的で腑に落ちました。背伸びして稼ぎ続けないと不安…という固定観念が少しほぐれます。さらに、社会構造の変化や技術革新によって、個人の働き方がこれからますます流動化するという話も、将来を考える土台になりました。 この本は、「なんとなく今のままじゃ続かない気がしているけど、極端な自己啓発にも振り切れない」という人に特に刺さると思います。働き方を劇的に変えろと言うわけでもなく、逆に現状維持を勧めるわけでもありません。ただ、自分の人生をどう分配していくかを、もう少し自由に考えていいのだと教えてくれます。読後には、これからの数十年を一つの直線ではなく、いくつかの段階に分けて見てみようかなと思えるはずです。

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