
マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書
大嶋 祥誉
SBクリエイティブ / 2017-09-20
この本について
仕事で「何が問題なのか、そもそも言語化できないまま時間だけが過ぎる」というモヤモヤ、けっこうありませんか。僕も新人の頃は、資料づくりやミーティングの準備に追われながら、気づけば“目の前の作業”に意識が吸い込まれていました。でも本当に苦戦していたのは、手の動かし方ではなく「考え方の整理」のほうでした。 この本は、そこを現実的に整えてくれます。たとえば、問題が起きているステップだけを見るのではなく、一つ前の段階まで戻って確認する姿勢。これは実務に直結していて、原因が見当たらないときほど効きました。また「空・雨・傘」で現状・意味合い・打ち手を整理する考え方も、会議で話が散らかりそうなときに軸になってくれます。さらに、事実と意見をまず切り分ける習慣を身につけると、議論のノイズがすっと減る感じがあります。 派手なテクニックではなく、仕事の現場でそのまま使える“土台”が揃っているので、無理に背伸びせずに実践できるのも助かりました。特に、問題を分解するときに「重要度の低いものは深掘りしない」という割り切りは、時間のない日々の中で救われた部分です。 こんな人に刺さると思います。頑張っているのに、思考が整理されず成果につながりにくいと感じている人。僕自身まだ試行錯誤の途中ですが、この本で学んだ考え方は、迷ったときの“戻る位置”としてずっと役立っています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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